「お父さんに暴力を受けています。先生どうにかできませんか」―2019年に千葉県で虐待を受けて亡くなった子どもの「声」です。子どもが持つ「声」の力と、子どもの「声」を受け止めないことが命にかかわることを教えてくれた事件です。子どもを支援する関係機関において‐子どものSOSが見過ごされていないか、重要なことを決める場面で子どもの意見を聴くかかわりがあるか、学校・保育所など子どもが過ごす場所が子どもの権利を守るものとなっているか‐「子どもの権利」の視点から問い直すとともに、具体的な行動につなげられるよう、お話を伺います。
谷口由希子
名古屋市立大学大学院人間文化研究科 准教授、名古屋市子どもの権利擁護委員 代表委員
・専門分野
社会福祉学、児童福祉論、社会的養護、貧困
・学会
日本社会福祉学会(理事)
福祉社会学会
日本子ども虐待防止学会:JaSPCAN(広報委員)等
・社会活動
なごや子ども子育て支援協議会委員
名古屋市子ども・若者支援地域協議会代表者会議委員
桑名市子ども・子育て会議委員(副委員長)
全国保育士養成協議会委員等
・著書
児童養護施設の子どもたちの生活過程(明石書店2011.11)
なごや子ども貧困白書(風媒社2016.12)
大人になる・社会をつくる(明石書店2020.4)
市町村在勤の児童・福祉・母子関係担当職員、児童相談所職員、保健所・保健センター職員、児童福祉施設職員、保育園・幼稚園関係職員、学校・教育関係者、民生・児童委員・主任児童委員、地域包括支援職員、医療機関職員、子どもの居場所事業関係者、子どもの支援団体、司法関係機関関係者等(児童虐待に関する基礎的な知識・技術を学ぶことを希望する者)
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「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち」( Child Abuse Prevention Network Aichi ) は、1995年10月に設立された特定非営利活動法人の子ども虐待防止活動をする団体です。
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