児童虐待対応の現場では、保護者が精神疾患を抱える家庭を支援することも少なくありません。
そこでは、保護者への丁寧な支援とともに、その家庭で暮らす子どもが抱える困難や課題に対する適切な理解と支援が求められ、そのことが児童虐待の防止・早期対応だけでなく子どもの最善のケアにつながる重要な取り組みとなります。
本研修では、支援者がこうした課題に対する理解を深めるとともに、日々の児童虐待対応の実務において求められる基本的な知識やスキルを身につけることを目的とします。
令和3年8月24日(火)14:00から8月31日(火)18:00まで
インターネット上で動画を視聴する形での研修(パソコン・スマートフォンなどで視聴が可能)
市町村児童福祉・母子保健等担当職員、児童相談所職員、保健所・保健センター職員、児童福祉施設職員、保育関係者、幼稚園関係者、学校関係者、民生児童委員・主任児童委員等
(児童虐待対応の実務経験が3~5年以上あり、児童虐待に関する知識・技術を学ぶことを希望する者)中級職員向け
土田 幸子(鈴鹿医療科学大学 看護学科 准教授)三重県立小児心療センターあすなろ学園に看護師として約15年間勤務後、看護専門学校の専任教員、三重大学、鈴鹿医療科学大学看護学部で精神看護学担当教員として、学生の指導や教育に携わる。
臨床経験や学生との関わりから「精神的に不安定な保護者のもとで育つ子ども」への支援の必要性を感じ、2009年に「親&子どものサポートを考える会」を設立。精神的に不安定な保護者の元で育つ子どもの支援を行うと共に支援の必要性を伝える活動をしている。
研修会前日に一斉にお知らせメールを送ります。資料も研修前にダウンロード可能になる予定です。
「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち」( Child Abuse Prevention Network Aichi ) は、1995年10月に設立された特定非営利活動法人の子ども虐待防止活動をする団体です。
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